お気に入りの男優達
ゲイリー・クーパー


 エキストラ出身。それも基礎演技の勉強、舞台経験もないままに大スターへの道を歩んだのは彼ぐらいのものだろう。しかも、’30年代から ’40年代にかけて、クラーク・ゲーブルとともに、ハリウッドきってのハンサムな二枚目スターとして活躍している。

▼代表作▼
「モロッコ」(’30)
「オペラハット」(’36)
「ヨーク軍曹」(’41)
「真昼の決闘」(’52)
クラーク・ゲーブル


 男の華を持ったハリウッドを象徴する大スターである。日本での人気はゲイリー・クーパーの風下に立っていたが、アメリカではライバルのクーパーよりも7年早くアカデミー賞を獲得しており、“かわいい野獣” のニックネームで親たしまれた。
▼代表作▼
「或る夜の出来事」(’34)
「風と共に去りぬ」(’39)